ペットのお世話の現場から

ドッグトレーナーあいざわの思うこと。

オヤツには意味づけをして

オヤツをどんなタイミングで与えていますか?

 

多いのが、おやつの時間だから。

▶動物には、おやつの時間は必要ありませんよー。

 

ゴハンのあと。

▶歯磨き用のオヤツを与える飼い主さまも多いです。

でも、パッケージにどんな素晴らしいことが書かれていようと、歯磨きとオヤツは別物です。人間に置き換えて考えてみましょう。

 

では、オヤツはいつ与えるのが良いのでしょうか?

 

その前に、オヤツの考え方を改めましょう。

基本的にオヤツは「お駄賃・報酬」として使います。

聞こえ方は悪いですが「オヤツで釣る」のです。

 

 

シビアですが「心が繋がってる」というのは、衣食住が満たされてからのお話です。

ズバリ、あなたとペットは食べ物で繋がっているのです。

だから、与える物と与え方を工夫して、ペットのハートを鷲掴みにする必要があるのです。

 

 

私がオススメしているオヤツの与え方です。

 

若い犬なら、お留守番やクレートに慣れる際に、オヤツと共に過ごしてもらいます。

その際は、大きめの乾燥お肉や骨系の噛むオヤツなら、格闘しているうちに疲れて寝てしまい、知らずとお留守番が成功体験になるのです。 

 

 

小さいオヤツなら、合図にしたがった報酬として使います。

恐怖の克服や新しい行動を引き出す時、繰り返しパクゴク与えます。

 

例えば、怖いもの慣れの場合、ソイツ(猫や犬や自転車、苦手な人など)が現れた時にご褒美を与えます。慣れてきたなと思ったら、徐々に距離を縮めてご褒美を与えます。 

このように、難易度をあげる為にオヤツで誘導し、慣れさせる為に使います。

 

オヤツはイメージチェンジのために使う、と心得ましょう。

 

さて、こちらは私の猫。

愛護センターでは、警戒心が強くて譲渡対象にならなかった猫でした。

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私の猫なので懐いていたものの、ゴハン係ではなくなった途端、愛想が無くなりました。

そこで、オヤツで私のイメージアップ作戦を図ったところ、あっさり目の前まで来てくれました。これで少しは「美味しい」イメージになれました。

 

食べ物は、ただ与えたら飢えをしのぐものですが、意味をもたせたら動物と仲良くなれるツールなのです。

 

オヤツには必ず意味付けをして、しっかりペットのハートを掴んで下さいね。